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5月, 2013の投稿を表示しています

インフォグラフィックスなるもの

技術的な議論をしていると、 話しの様子を可視化・絵にできる人がすげぇ優秀だということに気付いた。 図解することが重要だー!って叫ぶビジネス書とか腐るほどあるけど、 インフォグラフィックスってキーワードでざっと読書してみるといいかもしれないと思ったので、 色々検索。 visual thinking ってサイトが自分的にすっごくヒットしたので、 ネットサーフィンしました。 リンクだけ貼っておく。 完全に自分向け! インフォグラフィック作成するために読む本 10冊 「たのしいインフォグラフィック入門」Amazon予約開始のご案内

因果関係を短絡に捉えるとアホにみえる。

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自分が見た事象だけで時期尚早な判断してることないですか? 私はしょっちゅうです。 今日は面白い事例があったので紹介します。 昨日、あのMicrosoft先生がXbox oneなる新製品を発表しました。 こんなやつ↓ あんまりコンセプトとか驚きは見えなかった。 Aさんから見ても同じように写ったみたいです。 Aさんは自称スマートビジネスマン。 ロジカルとか、マネージメントとか、カタカナの賢そうに聞こえる言葉を並べる先輩なんです。 そいつが実際賢いかどうかは別にして、今日はこんなこと言ってました。 「MSさんの新製品大したことないからソニーの株価バク上げしてますよ!!」 ですって。 彼らにとって興味深いことといえば、 投資(主に表面的な株価の上げ下げ+為替)、ゲーム産業。 MSの製品は確かにそんなに良さが見えなかったんだけど、 そこからソニーの株価バク上げを導き出しちゃう俺すげぇ。 って感じ。 結果からそれっぽく理由を並べるのって無責任に誰でもできる行為なんだけど、 それが筋が通ってるかどうかは別の問題。 一因にはなるかもしれないけど、 「赤字気味のゲーム事業の分離を考えてるんじゃないか?」っていう憶測が広まったことのほうが 要因としては大きいんじゃないかなーと漠然と思った。 見たことだけから判断することもできるけど、 調べられる範囲でもう少し深い考察をしてから断定的な発言をした方がいい。 良い事例でした、勉強になった。

Qualcomm iZatのモバイル位置推定技術が凄い件

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Qualcommの技術が凄い件!! ということでこちらを御覧ください(英語だけど) 要するに、 屋内に設置された複数の無線APからとれる情報から モバイル端末の位置を 数m以内の誤差で 推定する技術なんです。 既存GPSの「数百m半径内に多分いるんじゃない?」っていうクソみたいなレベルとは大違い。 事前にAPの位置は登録する必要があったり、 得られたデータがQualcommのサーバーに送られるなどのリスクはあるものの、 屋内のどのへんにいるかが数m程度の誤差で推定できるとのことです! こんな経験ありませんか? 「新宿駅南口どこだ?あ、ここ行き止まりかぁ。。。あー待ち合わせ遅れたわ・・」みたいな。 大都会の複雑な駅に行くと行きたいところに行くのにすご~く時間かかりますよね。 最近よく見ますよ。 リクルートスーツに見を包んでスマートフォン片手に道に迷っている人。 道に迷うとともに人生にも迷ってるんじゃないかと思うくらい不安な顔で。 自身の経験とこういう人見てると、スマートフォンのGPS程度では不十分ってことです。 モバイル端末を持った位置推定が求めることは、 数km半径でこのへんにいるのかーっていう大雑把な位置推定ではなく、 数mレベルで、この店舗の真ん前にいるのか、 じゃぁ目的地は逆だな。 みたいなレベルまで精度を上げなきゃいけないんです。 技術的に今どういう状況かというと、 IEEE802.11uのワーキンググループが関連する規格を決めてる段階で、 上述した話が実現するのはまだまだ未来のことです。 でも、この技術が普及してくれれば人が道に迷うことがなくなるんじゃないでしょうか。 ・・・それだけではないと思うんです。 この技術が実現した場合の未来を妄想してみる。 ・黎明期は、各社がプレゼンスを上げるために公共施設等に赤字覚悟でぶっ込んでく。大企業に対して売り込む・競合他社を駆逐するには口だけ野郎よりも何よりも「確固たる実例」が最高の説得力になるからだ。 ・ Qualcommみたいな技術を持った会社は、不動産ディベロッパーに技術を売りに行く。 当該技術導入による「資産価値の向上」を唄って。 ・副産物として、広告プラットフォームのインフラになる。

パスタソースの話

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つけパスタって知ってます? つけ麺のタレをパスタソースに、 つけ麺をパスタに置き換えただけのやつ。 転用がNewnessを生むいい例かもしれません(棒) つけパスタとかどうでもいいから、 むしろ面の一本一本を風車みたいな形にして、 茹で上がりやすくしたって言う点をゴリ押ししてくれれば買うんだけどなー。 パスタ茹でる時間超長いし、 食べるの一瞬だから一人暮らしの私としては、 すんごくめんどくさい もう食べるの面倒なくらいに!! だけど保存力半端無いからついつい買いだめしてしまうんよなぁ。 とりあえず日清さん、 湯で時間の短さを売りにした麺を製造していただきたい。 形状を攻めればある程度はいけると思われる。 日清のつけパスタ

ウェアラブルカメラがバカ売れ

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ウェアラブルカメラでyoutube等のストリーミングサービスにアップロードするひとが増えているらしい! ウェアラブルカメラはテレ朝の アメトーーク! でも紹介されててました。 体に装着できるくらい小さくて耐水性もあって便利そう。 小さいし視点が一人称の景色になるからNewnessも担保できる! ウェアラブルカメラで売れているのは GoPro GoPro部なるものもできていて市橋博明さんが発起人。 また、GoPro + Facebook/ Youtubeとの相性は抜群。 Facebookページに実際のユーザーの動画を載せることでさらなる販促につながっているもよう。 タジマモーターコーポレーション さんではスポーツカーに車載カメラで使っているようです。 迫力ある映像が取れそう。例えば こんなの 。 今までスマホとかで一つのデバイスがすべてのものを集約する方向に進んできた。 これからは集中から分散へ。 口元にマイク、目元にウェアラブルカメラみたいな感じで。 そこからクラウドに飛ばしてライフログを取る。 こんな将来の使い方が想像できそう。

関西ソーシャルゲーム勉強会メモ

* 乙女ゲーム ====================== [文化] プラットフォーマーのガイドラインに従いギリギリを攻める [技術] Amazon AWS(EC2, RDS, S3) - scala, mysql - FlashからHTML5へ - HTML + Javascriptで画像合成し,シナリオ再生している [push通信にご用心] - 一斉送信だとユーザーが同時アクセスしサーバーの負荷が高くなる - 順番に時間をずらして送信 * ビジネスインテリジェンス@ Klab ====================== KPIを見るためのウェブサイト KPIの速報値 Pythonで実装: 可読性・保守性・ライブラリが豊富 Rは部分的に活用;速度の観点で使いものにならない? - AWSを使用 - 競争激化/市場の成熟により広告マーケティングの手段が増えてきた.  => 効果測定が求められる * 直置きアプリのマーケティング施策 @ ダンクハーツ ====================== - Google Play & iOSのマーケット上位を狙う => コーポレートサイトから直パスでインストールしてもらう方法だとランキングに依存しない気が - ファミ通・アップバンクに乗せてもらう => blog等で記事を書いてもらえる副次的効果もある - 白ロム販売会社にプリインストールしてもらう => GooglePlayのランキングに反映されない * 世界市場で勝つその為にDeNAが行なっていること ====================== 川上睦夫 - 農園ホッコリーナのプランナー - 海外でのMobageの状況 - personalized - 大量のサービスとユーザー・ネットワーク =>   ユーザーを知る・スピードアップ - DeNAが行なっていること   開発体制:ジャッジは現場・少人数・少ない階層構造   -- ゲームデザイン:分かりやすさ・事象の分かりやすさ・課金ポイントは1つ   -- イベントによりユーザーの離脱ポイントをなくす     期間限定ダンジョン,プレイヤー同士の戦い=> 相手が人だと燃

パズドラにハマる

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パズドラが面白い。 私の理解では、 パズドラ = ドラクエ + ぷよぷよ + ポケモン 既存のものを組み合わせて新規性を創る点に加え、 中毒性の高い独自のパズルができている。 ドラクエ要素としては、 手持ちのモンスターを使ってダンジョンをクリアするオーソドックスなゲーム。 プレイヤー自身にもランクがあって、 それに応じて強いモンスターを扱えるようになる。 強化合成や進化合成でモンスターを強くさせたりレアカードに進化させることもできる。 ぷよぷよ要素としては、 単純なアルゴリズムで実装されたパズルにある。 赤緑黄などの色がついたパズルのコマ(キャンディというらしい)をくるくる回して、 3つ以上並べると、その色属性を持ったモンスターが的に攻撃できるというシステム。 当然、キャンディが揃うと消えて、また上からキャンディが補充される。 中毒性を上げる要素としては、 連鎖要素も当然実装されている。 連鎖の仕方のノウハウもありこれが中毒性を上げている。 単純さと爽快感、そして奥深さが入り交じっていて、 個人的にはテトリス・ぷよぷよのような今後のスタンダードになるパズルだと捉えている。 ポケモン要素としては 属性があるということ、 ダンジョンでモンスターを仲間にできるということ。 最後に気付いたのはソーシャルなめられないなってこと。 3G回線につながっているからこそ 簡単なネットワークアップデートができたり、 クラウド側にデータを同期したりするのが簡単で、 ユーザーの一挙手一投足がデータ化できる。 またフレンドとしてユーザー同士をくっつけることで、 ゲームを楽しく、やめにくく、そして宣伝効果も狙っている。 デバイスが変わればやり方も変わるいい例だと思えた。 モバイルでネットワークにつながっていることが前提という状況が、 できることをものすごく増やしていて、 かなりの強みであるように思う。 スマホのGPUが進化していけば、 「スマホでゲーム」という市場が拡大していくことは火を見るより明らかだろう。